魚市場とは
魚市場は、生鮮魚貝類を中心とする水産物の取引を行う場所です。
取引は、主に「競り」で行われ、口頭で値段を言ったり、小さな黒板を携帯して値段を書いてセリ人に見せ、すばやく取引をするところです。
市場の主な役割は、多種・大量の品物をすばやく取引する、品物が安全で安心できるものかチェックする、公正な価格で取引できるようにすることです。そのほか、販売代金の徴収や出荷者への支払いを速やかに確実に行ったり、当日の市場入荷量や卸売価格その他の情報を収集・伝達したりする役割もあります。
このようにして卸売市場で取引された生鮮魚介類は、町の魚屋、スーパーや飲食店などたくさんの小売店に運ばれ、消費者の皆さんに届けられています。